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いのちの電話ってご存じですか【令和4年度10月例会】

令和4年11月1日(火)京王プラザホテル札幌にて、光星経済人会 令和4年度10月例会「いのちの電話ってご存じですか」を開催いたしました。

閉塞感がただよう中、天寿を全うせず、自らの人生の幕引きを図るというような報道が後を断ちません。
令和3年の自殺者数は21,007人。男女別にみると男性は12年連続の減少、女性は2年連続の増加となっており、男性の自殺者数は、女性の約2.0倍となっているそうです。

この様な状況の中、社会福祉法人 北海道いのちの電話の理事をされており、光星経済人会の会員でもある牧泰昌先輩(36期)のご登壇いただき、ご自身が「いのちの電話」に携わるようになったきっかけやその活動、牧先輩に届いた実際の声なども交えて講話をいただきました。

自殺に関わる現状について、
・現在世界中で40秒に一人が自死を選んでいる
・北海道では毎日3人が自死を選んでいる
・あまり表に出ないが、自殺未遂をしている方が53万人いる(2016年日本財団による)
・その多くが1度ではなく、何度も自殺未遂をしている

などのお話や、
・お電話を頂いた際には、自殺を止めたり説得するのではなく、寄り添って親身に耳を傾ける活動であること
・昨年からナイトdeライトというロックバンドと一緒に北海道の各地をまわり、いのちの電話を知ってもらう活動をしている

ことなどをお話いただきました。

講演後に37期梅内 豊代表幹事より心ばかりの寄付を北海道いのちの電話にさせていただいたとともに、その後の会食の中で36期伊藤雅彦常任相談役が各テーブルを回り、支援を募る場面もありました。

※撮影:上村 幸将(UEMURA STUDIO/58期)、一部の写真を除きます。

今後も微力ながら会としても、北海道いのちの電話にご協力ができれなと思います。牧先輩、貴重なお話ありがとうございました。